◆浦久保義信
池袋モンパルナス伝説の異端画家 浦久保義信の作品です。早くから三岸好太郎や小熊秀雄らにその画力を認められつつも、その異端ぶりから画壇と疎遠になったため作品自体滅多に見ることができません。
実力がありながら歴史の陰に埋もれた異端画家の油彩作品です。
◆画歴
1903年奈良市生。郡山中学を中退し上京。渡英のち滞仏し1923年に帰国。
三岸好太郎らに認められ春陽会、二科展に出品。1932年より独立展に出品、35年に独立賞。38年独立会友。
その後、画壇から疎遠となる。
※参考文献:宇佐美承『池袋モンパルナンス』
◆収蔵
練馬区立美術館